会社を辞めた人が残した負の遺産からチャンスをつかみ取る方法

会社を辞めた人が残した負の遺産からチャンスをつかみ取る方法

 

長らく会社員をやっていると数名は退職したり、クビになったりした場面に直面したことがあると思います。

 

そして、会社を辞めていく人というのは多いにして負の遺産を残していくものです。

その負の資産を処理する後任担当者や、それをサポートするスタッフたちにとっては迷惑な話ですよね。しかしその負の遺産、チャンスに変えることが出来たらどうですか?

 

会社を辞める人が多いことが良いなんてことは絶対に言えることではありませんが、辞めていく人の残したものをチャンスに変えることが出来るなら、「ま、いっか」と思えるようになりますよね。

 

そんな負の遺産をチャンスに変える方法をご紹介いたします。

 

会社を辞めた人の負の遺産とは

会社を辞めていく人が引き継ぎ業務をきちんとしていかない場合に、前任者しか知らなかったお客様との約束事や、在庫の管理部分などを後任者に伝えてなくて、お客様に迷惑をかけてしまうことです。

 

また、進行中のプロジェクトなども引継ぎしていない場合は、関係各社に再度確認しなくてはいけないなんてことがよくあると思います。

そういった、会社を辞めていく人が引き継ぎ業務を怠った結果残されるマイナス要因の事を負の遺産といいます。

 

なぜ負の遺産が残るのか

会社を辞める人はすでに仕事の気持ちが入っていないため自分ではきちんと引継ぎしていると思っているかもしれませんが、細かい部分で抜けが多いからです。

 

しかしこの「細かい部分」が実は最重要部分だったりすることがとっても多いのです。今までは自分が頭の中で管理していた部分を、人に教えることは簡単な事ではありません。

そして、引き継ぎという名の「挨拶回り」を1~2回同行しただけでは、「細かい部分」を確認することも出来ず、結果として後日判明するという負の遺産となるわけです。

 

 

会社を辞める人から適切な情報を受け取る方法

先ほども話しましたが、辞めていく人間は適切な情報を残していきません。

ですから、こちらから情報を引き抜いておくしかないのです。後任者がベテランであれば多少のことも経験則から確認が取れると思いますが、新人が受け持つ場合にはそうもうまくは行きません。

 

 

そして、問題が起こってから初めて知るということになります。

新人が受け持つ場合でも適切な情報を受け取る方法として最適なのは、担当者変更の同行時に前任担当者より、後任者が前で顧客と話をするということ。

 

どうしても、前任者が前に出たがったり、新人の場合は特に控えめなため前に出ることが難しいと思いますので、組織的にそこを改善することが重要となります。

 

または、辞める人と上司と、引き継ぐ新人の三人で同行しながら確認作業をするという方法もおススメです。

そんな大変なことをしなくちゃいけないの?と感じるかもしれませんが、一人の担当者が辞めていくということを簡単に受け止めているからこそ負の遺産が残るのです。

その辺をしっかりとしている会社からしたら負の遺産なんてそもそも出ませんからね。

 

負の遺産をチャンスに変える方法

先ほどから負の遺産が良くないと言い続けていますが、悪いことばかりではありません。前任者が毛嫌いしていた顧客との関係を後任者が解決できるチャンスでもあります。

人と人の関係ですから、会う合わないが必ずあります。

前任者が合わなかった顧客も後任者とはぴったりの関係になるということはよくある話です。

 

ですから、会社を辞める人が苦手とする顧客がどこなのか?

そして、前任者を良しと思っていない顧客はどこなのか?

こういったことが分かるとチャンスに変えることが出来ます。

 

今までは売り上げロスしていた部分が、速攻で売り上げに直結して爆発的に伸びることは無いとは言えません。むしろ可能性的にはあるほうが高いです。

 

また、今までは担当者任せにしていたほかの顧客のニーズも再度掘り起こすことで新たな売上を作ることが出来たり、信頼の構築に繋がることもあります。

 

会社を辞めていく人間がいるということをマイナスに考えるのではなくプラス思考で物事を捉えていくことで結果は大きく変わります。

 

職場を去る人への気遣いを忘れずに

問題を起こしたり、会社と揉めてしまったり、自己都合だったりと様々な事情のなかで辞めていく方々がいると思いますが、どんなに会社にマイナス要因をもたらそうとも、今後会社は継続していきますし、残っているスタッフがいるわけです。

 

そのことをしっかりと考えれば、辞めていく人にも気を使うことで負の遺産が出来る限り残らないように出来ると思います。

 

心の中では優しくできないかもしれませんが表面上だけでも気を遣うように意識すれば相手も人間ですから、少なからず答えてくれるはずです。

 

最終的には辞めていく人ですから、少しの間だけでも心地よい環境を作り上げることが重要です。

わざわざ、相手が嫌がるような態度や環境を作ることはかえって自分たちの首を絞めることになってしまいますから、大人の対応で処理してきましょう。

 

これで終わりです。

 

 

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